こんにちは!東京都千代田区一番町でボディートーク施術士として活動している樋渡です。
前屈が硬くてできないという方にオススメの一瞬で前屈ができるようになる方法をお伝えします。
私も実は前屈をするのが苦手で、前屈ができない人の気持ちが良くわかります。
ストレッチをやっても成果が感じられず、そして何よりも痛い。なので結局継続できずにやめてしまいます。
そんな方にも朗報です。即効性があり痛みもなくできる方法をお伝えします。
前屈をする時に柔軟性が必要なところ
前屈をする時に柔軟性が必要なところは、身体の背面全部になります。
本来は背面の筋肉のどこが硬いかを見極めることで、前屈に必要なストレッチというのが変わってきます。
前屈が苦手な人はざっくりと、
- 腰が硬い
- 腿裏が硬い
- ふくらはぎが硬い
- 上記の3つ全部硬い
この4種類のタイプに分けることができます。それと一箇所だけではなく組み合わせのパターンもあります。
通常、これらの硬い筋肉に対してストレッチをしていくことで、前屈がしやすくなっていきます。
ですが、今回お伝えするやり方は、どのタイプの方にでも効果的な方法をお伝えします。タイプ別の見極め方や対処方はまた別の機会にお伝えします。
まずは筋肉の特性について知りましょう。
筋肉は力を入れた後に緩みやすい
筋肉は力を入れた後に緩むという性質があります。
ここでいう緩むとは、柔軟性が上がる、と同義語として捉えてください。
この性質を使うことで前屈の柔軟性を簡単に高めることができます。
まずやる前に、前屈がどれぐらいできるかをチェックしてみましょう。
細かいことは抜きにして、単純に指が床に届くかどうかをみてください。

真剣にやってみましたが、ギリギリ指が届くぐらいでした(笑)
では、今の柔軟性が分かったところでエクササイズをやりましょう。
まずは写真をどうぞ。

これだけでは何をやっているのか分からないので図で解説を加えます。

上半身と下半身を逆にひねる
それを5秒キープします。
終わったら逆もやります。
それを左右3セットやってみましょう。
その後にもう一度最初と同じように前屈をしてみます。

全部の指先がつくようになりました。
ちょっとこれでは物足りないので、もう一度3セットずつやってみます。

まだ手のひらがついてはいませんが、1セット目の時は指先だけだったのが、指全体がつくまでできました。
比較してみますね。

こうやって見ると、結構before、afterがちゃんとでていますね。
ただ、このエクササイズは難点がありまして、実はあまり効果が長続きしません。
翌日には戻っていることが殆どです。ただこれを続けることで、徐々に柔軟性が上がっていくことはあります。
このエクササイズの使い方としては、通常のストレッチをやる前にやってみてください。いつもより筋肉が緩んだ状態になっているのでストレッチがやりやすくなるはずです。
なので、身体を柔らかくしたいという方が、ストレッチをやる前のウォーミングアップとして行うのをお勧めします。
最後に
本格的に前屈を柔らかくしたいという方は、硬い筋肉を把握してそこをストレッチすることと、身体の動かし方のコツを覚えるということが必要です。
身体が硬い人と柔らかい人というのは、動かし方がぜんぜん違います。
柔らかい人は筋肉を伸ばすように動き、
硬い人は筋肉が伸びないように動きます。
なので身体を柔らかくしようと思ったら、身体の動かし方を変えていくということもすごく重要なことになります。
またその辺りは改めて書きたいと思います。
まずは今回ご紹介したエクササイズをお試しください!