こんにちは!東京都千代田区一番町でボディートーク施術士として活動している樋渡です。
誰にでもネガティブな思考が湧くことってありますよね。
一度考えてしまうと止めることができずにどんどん悪い方に考えたり、別のことを考えようとしても難しい。寝ようとしているのに頭から嫌なことが離れずに寝付けない。
こんな時の解決策をお伝えします。
目次
前提:思考は止めることができない

これは、はっきり言ってほとんどの方にはできないと考えた方がいいです。
やってみれば分かると思うのですが、完全に思考を停止して「無」になる、というのはほぼ不可能です。
もしかしたら、修行などを積んでできる人がいるのかもしれませんが、そういう人の体験談などで「とても幸せな気分になった」「宇宙と繋がったような感覚になった」というのを聞いたことはありませんか?
これは思考は停止できないですよね。
なので、前提として思考を完全に止めることはできないということを理解しておいた方がいいです。
これが分かっていないと、絶対にできないことをやろうとしてしまい、それこそ無駄な時間や労力を過ごすだけになります。
思考を止めれらないなら、思考とどう付き合うかを考える必要があります。
考えるのをやめるためには行動しましょう!

ネガティブな感情に囚われた時には、とにかく行動を!
この習慣をつけることで、嫌な思考をストップさせることができます。
単純に体を動かすでもいいし、掃除でもいい。本を読む、本当になんでもいいです。特にお勧めなのは自分にとってプラスになることをすることです。
後ほどその理由は説明しますが、
「行動しましょう」と言うと、問題になってくるのが、行動ができないということです。
こういうことを言ってもほとんどの人は実際に行動しません。
なぜか?
それは行動するためのエネルギーがないからです。
なぜ行動するためのエネルギーがないのかというと、ネガティブなことを考えることにエネルギーを取られていたり、納得することにエネルギーを取られているからです。
そうすると行動するためのエネルギーがなくなってしまうんですよね。
だからネガティブなことを考え始めたと気づいた時には、すぐになんでもいいから行動をすることです。
そうすることで、ネガティブな思考にエネルギーを囚われずにすみ、行動するエネルギーが残ったままなので、行動しやすくなります。
できれば全く関係ないことをした方が、切り替えが早くなりますのでオススメです。
そして、自分にとってプラスになることをするとエネルギーが回復するので、ネガティブな方に思考が振れにくくなります。
結局のところネガティブなことを考えてしまう時というのは、ほとんどエネルギーが切れてしまっているときです。
是非、試してほしいですね。
ネガティブな思考に邪魔されて寝れない時は寝る必要はない

先日、朝の4時に目が覚めて二度寝しようとしても全然寝ることができないということがありました。
そういう時に限ってあまりよくないことが頭の中を巡ります。そして、それについて考え始めるとキリがなく、考えても結論が出ないことなのに、考えるのを止めることができません。
そしてもちろん全然寝れる気配がありません。
こんなことは珍しく、年に数えるぐらいしかないので「これがもし毎日続いたら不眠ってやつか。。」なんてことが自然と浮かんできました(笑)
そんな状態が約30分ぐらい続いて、それでも全然寝れないし、頭には良くないことばかり浮かぶので、布団から出て起きることに。
普段、4時に起きることはないので、さぁ何をしようかと考えた時に、読みかけの本があったのでそれを読むことにしました。
しばらくして、ふと気づいたのですが、さっきまでのネガティブな思考や嫌なイメージが全く浮かばないんですね。
そして心の中では、「俺ってこんなに朝早くから勉強してすげーな。」っていう自己満足ともいえる感情で満たされていて、セルフイメージが猛烈に高まっているわけです(笑)
そこで試しに、もう一度寝れずに考えていたことを考えてみました。
すると、ネガティブなことが全く考えられなくなっているんですよね。
さっきまでの考えってなんだったんだろう?
なんでそんなどうでもいいことに執着していたのかな?
そんな感じです。
もしあのまま布団の中で寝ようとして、もがいていたらとどうだったでしょうか?
きっとネガティブな思考のまま寝れずにいたでしょう。
よくよく考えてみると、前日は22:00には寝ていたので6時間ほど寝ていたので、もうそれで睡眠は十分だったんですよね。普段は0時過ぎに寝るのが当たり前で、6:00頃には目覚めるので。。
寝た時間を比べるといたっていつもと普通でした。
僕の場合で言えば、
・寝るのをやめて布団から出た
・読みかけの本を読んだ
この二つの行動がきっかけになって、ネガティブな考えをストップすることができたということです。
そして上述した、「読みかけの本を読む」ということで、新しい知識が手に入りエネルギーが回復したということです。その状態のときというのは無理やり寝ようとしていたときと比べてエネルギーが高まっているので、ネガティブなことを考えることができなかったんです。
シングルタスク型とマルチタスク型
行動することで、ネガティブな思考を切り離すことができるということが分かってもらえたと思います。
これで行動ができるようになれば簡単なのですが、そうは言っても行動ができない人がいるはずです。
行動できない理由をもう少し掘り下げて、脳の機能の観点からも考えてみましょう。行動ができなければ、ネガティブな思考に囚われたままになってしまいますので。
マルチタスク型とシングルタスク型というのは、主に右脳と左脳のどちらの働きが優位かで分けられます。

だいたい男性は左脳タイプで、女性は右脳タイプと言われますが、絶対ではないので、後述する内容から自分はどちらのタイプかを把握しておくと役に立ちます。
シングルタスク型は、一つのことに集中するのが得意で、逆に一つのことをやっていると他のことに注意が向きません。
マルチタスク型は一度には色んなことをこなすことができるけど集中力が続かない。
例えば、シングルタスク型はテレビを見ている時に話しかけられると、テレビの内容が一切入ってこなくなります。
マルチタスク型の場合は、同じ状況でもテレビの内容も把握でき、会話も成り立ちます。
これを思考に当てはめてみると、
シングルタスク型の人はネガティブなことを考え始めたらそれに集中しすぎてしまうということです。なので、このタイプの人はすぐに行動に移し、全く違うことに集中させることで思考を切り離すことができます。
マルチタスク型の人は、色んなことを一度に行うことができます。なので色んなことを一度に考えてしまうため思考がまとまりにくいです。結果、頭で考えるけど行動ができないということになりやすいです。
このタイプの人にとって大事なのは行動することの優先順位をつけてあげることです。そうすることで思考がまとまりやすくなり、ネガティブな思考を解決するための行動をしやすくなります。
なので、自分がどちらのタイプなのかを知っておくと行動に移りやすくなり、ネガティブな思考を止めることができるようになります。
まとめ
・ネガティブな思考に囚われたら、行動すること。
・シングルタスク型は、思考とは全く違うことをする。
・マルチタスク型は、解決するための優先順位をつけてから行動する。
そうすることで、ネガティブな思考を止めやすくなります。
是非、お試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。